最近、急に耳にするようになった言葉、セカンドパートナー。
セカンドパートナーとは、既婚者が配偶者以外の人と恋愛しつつも、体の関係はない。
いわゆるプラトニックな恋愛で、友達以上だけど不倫とは違う特別なもの。
初めて聞くと???が多いですが、実際にセカンドパートナーがいる人は、いました!
既婚男性がする本気のプラトニックな恋愛・セカンドパートナーの赤裸々体験談
実際にセカンドパートナーがいる、またはいたことがあるという男性に話を聞きました。
赤裸々な告白です。
愛情が冷めかけたときにプラトニックな方向へ関係が変わっていった
お話を聞いた人
Iさん・36歳(当時)男性
僕は結婚してたけど、独身の女の子とご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりするのが好きだったんですよ。
もちろん可愛い子だったら、あわよくばを狙うけど、そんなに簡単に上手くいかないじゃないですか(笑)
でもね、1回だけすんなり上手くいったことがあったんですよ。
女の子3人のグループをナンパしたら、盛り上がって一緒にご飯食べて。
その中にいた1番美人の子と付き合うようになったんです。
付き合いはじめたころは、自分が既婚者だってこと隠してて、普通に体の関係もありました。
しばらくして俺が結婚してることがバレちゃったけど、彼女からは「信じていいよね?」って聞かれただけ。
「嘘はついてないよ」と答えたら、何一つ問い詰められることなく乗り越えました。
その頃からちょっとずつ彼女への愛情が冷めてきて…。
「こいつ俺に惚れてるな」って確信したから、安心したのもあって、彼女への興味が薄らいだというか。
そんな俺の態度を察してか、彼女がどんどん重くなるんですよ。
もう別れてもいいかなーと思ったんだけど、せっかくキレイで若い独身の子と付き合ってるんだから、簡単に別れるのはもったいないと思って。
そこから1年くらい、毎日のようにカフェデートを重ねました。
2人で会うときもあったし、お互いの友達を交えて会うこともありました。
そんなライトな関係が楽しかったですね。
体の関係はなくても彼女からの愛情は感じるから、男としての優越感もありましたし。
彼女も俺以外にチラホラと男の影もあったような気もしますが、別れようって話にはなりませんでした。
その関係に終わりが来たのは、彼女に新しく彼氏が出来たときでした。
そのときばかりは、未練がましいことを言ってしまったな、別れたくなくて。
ま、でも俺は既婚者だしどうすることも出来ず、結局彼女とは別れることに…。
今振り返ったら、プラトニックな恋愛を1年以上もしてくれた彼女はすごかったなーと思います。
彼女のことは好きだけど一線を超える勇気はなかった
お話を聞いた人
Sさん.41歳(当時)男性
彼女を好きになったのは、結婚してすぐの頃でした。
奥さんのことも好きだったけど、結婚前から付き合いも長かったので、新鮮な気持ちなどはなくなっていて、そんなときに彼女に出会ったんです。
彼女とは、しょっちゅうご飯を食べに行きました。
ご飯と言っても、居酒屋とかバーには行かず、近くの洋食屋さんに行くだけです。
そこで定食食べたり、パスタ食べて、お酒は飲みません。
1時間くらいご飯食べたら、それで別れていました。
僕はとても彼女が好きで、奥さんに言えないことも話してたし、彼女もよく聞いてくれていた。
僕が「結婚さえしてなかったら告白してるよ」って気持ちを伝えたら、彼女は「嬉しい、ありがとう」って笑ってました。
体の関係を持ちたいという衝動は、一生懸命おさえてましたね。
だって、体の関係を持ったら不倫になってしまうし、さすがに結婚したばっかりだから、奥さんに見つかって離婚になるのも怖かったから。
それでも、ちょっと2人きりになったら彼女の手を握ったり、よりかかってみたりと愛情込めてボディタッチしてましたよ。
彼女もそれ以上求めてくることはなかったですね。
彼女が転職してちょっとずつ疎遠になったけど、今でも会いたいな~と思うことありますよ。
体の関係がなかったから良い思い出なのかもしれませんが、彼女を抱きしめとけば良かったなって後悔することもあります。
結婚前から親友でした
お話を聞いた人
Aさん・29歳(当時)男性
結婚する前、Yのことは異性だけど親友だと思っていました。
好きな人のこととか相談できたし、彼女の恋の悩みも聞いてあげました。
どっちかの家に行ってはご飯食べて、たまに泊って帰ることもありましたよ。
それでもYに対して恋愛感情はなくて、彼女がいるときはYと2人きりで会わないようにしたりして、彼女優先を心掛けてたし、Yも俺より彼氏優先してた。
お互い別々の人と結婚して幸せだったんだけど、2人の関係が単なる親友じゃなくなってきたのも、その頃からです。
惚れまくって結婚したはずの奥さんだけど、毎日一緒に暮らしてると、当然熱は冷めてくる。
子育ての方針や、お金への考え方が微妙にすれ違えば、奥さんへの不満が貯まることもある。
そんなとき、「Yに会いたい、話をしたい」と思うようになったんです。
奥さんとの関係をYに相談してたりすると、「奥さんよりYと話してる方が癒される?」と思い始めたり。
言い方悪いけど、奥さんの裸は見飽きてるけど、Yの素肌にはドキっとしたり。
「俺、もしかしてYのこと好きだったの?」くらい思うようになりました。
Yも全く同じ。
「旦那はわかってくれないけど、Aは私のこと理解してくれる」とか言ってました。
Yとは頻繁にLINEしたり、時々会ってお茶したりして、お互いが家庭で感じてる疲れを癒してました。
でもね、体の関係までは行きません。
なぜかって?
一番は、体の関係を持つほどの時間もないし、ホテルにいくような金銭的余裕もない。
Yと会うといっても、精々仕事帰りに軽くいっぱい飲んだり、奥さんが出掛けたときに軽くお茶する程度。
体の関係になることを「一線を超える」というなら、俺とYの間にある一線は、すごく高くて強固で、一瞬気持ちや揺れたとしても「この一線は絶対に超えない」と分かっていたと思う。
「もしかしてYのこと好きかな?」と思いつつも、「いや、やっぱり奥さんだよね」と気づかされることの繰り返し。
気持ちの面では、「好き」と「友情」を行き来しながらも、手をつないだり、ハグしたりの愛情表現もお互いありませんでした。
今はYとは会っていません。
奥さんとの関係もしっくりいくペースがつかめてきて、結婚生活を続けていくうちに信頼も出来てきて、Yに聞いてもらいたい愚痴がなくなったからかな。
あのときのYは、まさにセカンドパートナーでしたね。
既婚者の恋の発展の仕方の一つのカタチ・セカンドパートナー
実際にお話しを伺ったセカンドパートナーのケースは
- 体の関係から始まったけど、愛情が冷めつつも別れたくはないから、プラトニックに収まっている。
- 体の関係を持つと「不倫」になるので、我慢している。
- 配偶者との関係で疲れたときに話したくなる女友達が進化した。
でした。
3人の方のお話では、セカンドパートナーに癒されたり、ときめいたりしつつも、奥様への愛情もしっかりと残っている感じでしたね。
他にも様々なケースがあり、もっと不倫すれすれで、配偶者への愛情がないケースも多くありました。
- 手をつないだり、ハグはするけどそこまで。
- 一方は体の関係を望んでいるけど、相手が望んでいない。
- 旦那に愛情は残ってないし、いつかは体の関係になりたいけど、今はまだだから、今のことろはプラトニック。
などなど…。
なかには
若いときに散々不倫して、泥沼スレスレの経験をしたから、40代を超えた今は、もう手をつないでドキドキするのを楽しむだけにとどめている。
なんて声もありました。
プラトニックな関係であれば不貞にはならないの?
体の関係がなければ、不倫ではない。
だからバレたとしても、不倫認定されないのか?と思う人もいるかもですが、このセカンドパートナーという関係は不倫と同じく世間にも理解されにくいもの。
セカンドパートナーなんて、不倫をきれいに言い換えただけじゃん?
都合が良すぎる。
裏切っていることには変わりない。
プラトニックだけどキスはするって、意味わからん。
と批判的な声も多いです。
セカンドパートナーのようなプラトニックな関係であれば、完全にリスクがないわけではなく、配偶者が苦痛を感じれば、「裏切り」ととらえられることもあるでしょう。
セカンドパートナーが心の隙間を埋めてくれることで、癒されている人もいますが、実際に燃えるような恋心を抱いて、苦しんでいる人もいます。
なかなかハッピーエンドを迎えない既婚者の恋。
あなたは未来をどうしますか?