「なぜあの人のことが頭から離れないの?」と不思議に思う人がいますか?
どうしてここまで頭から離れないのか、自分でもわからない。
他の人とは違う特別な何かがあるのか。
目に見えないスピリチュアルな力で結ばれているのか。
また「頭から離れない相手は、相手も同じように思っている」と言いますが、それは本当でしょうか。
ちょっと不思議で、自分でもわからない自分の頭の中。
じっくりと原因を見ていきましょう。
1.相手も同じ気持ちかも。思いがテレパシーで伝わってくる
恋をしたら、好きな人のことが頭から離れないのはよくあることでしょう。
しかし、忘れてもいいような関係の人だったり、たわいもない場面なのに頭から離れないとなると、自分でも理解できないですよね。
惚れっぽく恋に落ちやすかった私。
でも2年前に付き合ってた人と別れてからは、誰の事も好きにならず、いまだに元カレが頭から離れない。
ずっと 頭の中から離れない笑顔がある。
記憶の中では変わらないあのときのままの笑顔。
あの人は今も あの優しい顔をしているのかな。
「何であの人?」
「どうしてあの場面?」
なぜでしょうか。
今のあなたと相手の波長がよく似ている
「同じ波長が引き合う」は、言い換えると「類は友を呼ぶ」または、「引き寄せの法則」などと言われるものです。
人の波長は、その人の人格、その時の感情などで作られ、周りに発せられるもの。
似た波長を持っている人といると独特の心地良さを感じるので、無意識のうちに引き寄せている可能性があります。
相手も同じ気持ちでテレパシーを送りあっている
感情や思考は不思議なもので、相手を想えば相手に伝わります。
「あの人どうしてるかな?」と思った瞬間、その人から連絡があるなど「第六感」や「虫の知らせ」は経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
私たちは自分の考えていること、感じていることのほんの一部しか自覚できません。
意識の大部分を占めるのが無意識の領域、意識の95%を占める潜在意識です。
ちょっと難しい話ですが、「集合的無意識」という言葉があります。
この集合体無意識では、「95%の無意識(潜在意識)の先では、皆とつながっている」とされています。
確かに、自分の思っていることを誰かも思っていたり、想像していたことが実際に起きたり。
わずか5%の意識できる部分でも偶然や一致が起こるのですから、無意識レベルで誰か特定の人とつながっていても不思議ではありません。
自分が思っている以上に潜在意識ではあの人のことを考え、いつのまにかテレパシーを送っているのかも。
そしてあなただけではなく、相手も同じくあなたの事を思っている可能性は高いです。
何かの念が関係している
頭から離れない人が、実はあなたに対して何等かの感情を抱いているのかもしれません。
逆にあなたが相手に対して、何かの念を抱いていることもあるでしょう。
お互いの強い想いは、第六感として感じることが出来ます。
また、強い想いでなくてもお互いが同じ思いであったり、何度もタイミングがあったりすると、常に頭から離れないという状態が出来ます。
「念」というと怖いものを想像しがちですが、そんなことはないです。
感謝の念、好意の念、羨望、いろいろあります。
あわせて読みたい潜在意識と引き寄せの法則についてはこちらから
2.強烈なインパクトやギャップが原因で頭から離れない
頭から離れない原因の中には、大きなショックやギャップで一時的に頭から離れなくなっているケースもあります。
例を見てみると…
優しそうな印象だった隣の部署の先輩とエレベーターで一緒になったとき、「ババアが」と言っていたのが聞こえて、それ以来頭から離れない。
道に迷って必死でスマホで場所を探してるとき、後ろからすごい勢いでどん!とぶつかって睨むようにしていった超イケメンの冷たい顔が頭から離れない
初めてクラスの男の子からもらったラブレターを私より先にあけて読んだ当時のクラスメイトが頭から離れない。
このように優しそうな人の暴言、イケメンの嫌な態度、身近の人からされる嫌なことなどネガティブな思いが強く印象づいて、一時的に頭の中を支配してしまうパタン。
別の例では…
夢を持って入社した会社、憧れだった上司。
でも、頑張ってもなかなか認められなかった思い出。
退職して11年も経つのに、未だにあのときの職場の夢を見ることがある。
好きな人に嫌われてから、声、顔、優しさが頭から離れない。
なんでもっともっと大切に出来なかったんだろう、あの日から今日までずっとホント後悔してる。
特に好きでも気になる人でもなかったけど、私の持っていた重たい荷物をスッと持ってくれた場面が頭から離れない。
このように、もっとこうしておけばよかったという後悔、誰かに認められなかったという悔しい思い出、何とも思ってなかった人からの優しさなども強烈なインパクトを与えます。
良い印象、悪い印象、どちらも一時的に頭から離れなくなりますが、共通点は
- 強烈な印象
- 強烈なギャップ
- ちょっとした心残りや・虚しさ
です。
ただ、この強烈なインパクトは時間が経てば薄れていくのもがほとんどです。
しばらく経って「そう言えばあの人のこと思い出さなくなったなぁ」と感じるようになれば、強烈な印象やギャップが原因である可能性が高いでしょう。
3.ご縁やつながりが原因で頭から離れない
あなたの周りにはいろんなつながりのある人がいると思いますが、中にはスピリチュアルなご縁でつながった人がいます。
もしかしたら、そのつながりが原因で頭から離れない可能性もあります。
安壊(あんかい)の関係
宿曜占星術では、安壊(あんかい)の関係というものがあります。
安懐の関係を簡単にまとめると…
- 強烈に惹かれあいながら、お互いを破壊する関係。
- 縁が始まるときの引力は、相当強力である。
- 相手の存在に依存してしまう関係。
- 嫌なことをされても、相手を思ってしまう。
という、ちょっとやっかいな関係なのですね。
この安壊の関係では、良い印象が嫌悪へ、逆に悪い印象が好意へと変わることはよくあることです。
特に最初の印象が良すぎた人を嫌いになったり、印象が最悪だった人と恋に落ちるなど、最初の印象とは逆の関係になることが多いです。
もしかすると、安壊の相性を持つ相手に強烈なギャップやインパクトを感じている可能性はあります。
そして、今嫌いでも大好きになるかも。
今、好きでも大嫌いになるかもしれません。
安壊については、こちらの記事でも触れています。
あわせて読みたい生理的に無理な人の対処法をスピリチュアルな面から考える
前世からつながっている
「人は死んでも魂は滅びず、また生まれ変わる」という話は聞いたことがありますよね。
頭から離れない人とは前世ですでにつながりがあって、忘れられた記憶がどこかでよみがえっているのかも。
前世がつながっている場合、共通点でわかることがあるそうですよ。
例えば、前世に2人が共に過ごしたのが戦国時代だった場合、現世でもお城が好きだったり、戦国武将の話が好きで気が合ったりするそうです。
思い当たることはありますか?
先祖が引き合わせた
これも不思議な話ですが、あなたの守護霊やご先祖様の力によって巡り合う相手もいます。
先祖がめぐり合わせるような相手は、結婚まで発展する強い関係になることも多く、まさに「運命の相手」だったりします。
いつも自分のピンチを救ってくれる人、欠点を補ってくれる人、正反対の面を持ちつつ上手くバランスの取れた関係が保てる人などがあたります。
また先祖との関係が、現世で家族に反映されることもあります。
例えば、母方の先祖が引き合わせた相手とは、相手のお義母さんや義姉と良い関係を築けたりするそうです。
ご先祖様が「この人は特別な人だよ」と教えてくれているせいで、頭から離れないのかもしれませんね。
4.魂に理由があるのかも?
「頭から離れない人」とは一体何か?というときに一番にあげられるのは、何といっても魂のつながり、相手が「ツインソウル」や「ソウルメイト」であることでしょう。
先ほど「過去世で既に何度も出会っている」「ご先祖様が引き合わせた」など、様々な例を挙げましたが、そんなつながりにも魂が関係している可能性があります。
ツインソウルという関係はとても奥が深く、一言でまとめるのは非常に難しいです。
また、せっかくツインソウルと出会ったとしても、必ずしも出会いを喜べる状態で出会うわけではないのです。
お互いの魂がある程度成熟した状態で出会うため、どちらかがすでに結婚しているケースも多いのです。
私はすでに既婚で愛する家族もいるのに、なぜか最近出会った既婚の彼のことが頭から離れない。
という悩みを持ち、ツインソウル診断を受けたら、その既婚者はツインソウルだったという話もよくあります。
「既婚者なのに、別の誰かが頭から離れない」
「独身の男性は周りにいっぱいいるのに、どうして既婚者を好きになったの?」
と、辛い思いをしている人は、もしかしたらツインソウルかもしれませんね。
「魂のつながった相手と巡り合うなんてステキなことなのに、現実はそんなに辛いの?」と不安になりそうですが、大丈夫です。
もし望まない形でツインソウルと出会ったり、別れたりしても、必ず解決方法はあるのです。
まずはツインソウルを知り、自分が当てはまるかを診断してみてください。
CHECKツインソウルについての記事はこちらから
頭から離れない人・まとめ
- 相手も同じ思いで、お互いにテレパシーを送りあっている。
- 無意識の領域で、知らず知らずに相手に念を抱いている、または抱かれている。
- 強烈なギャップ、インパクトを受けた。
- 前世からのつながりがある、ご先祖が引き合わせたなど特別なご縁がある。
- ツインソウルなど魂がつながった相手である。