嫌いになったわけじゃない
と言われて振られた、またフラれなくても距離を置かれてしまった。
ちょっと待って!
「嫌いになった訳じゃない」ってどういう意味?
嫌われてないのだから復縁の可能性はある?
嫌いになったわけじゃないと言われた場合も冷却期間は必要でしょうか。
嫌いになったわけじゃないの続きにある本音とは⁉
「嫌いになったわけじゃない」ってとても微妙ですよね。
ハッキリ嫌いになったと言われたら諦めようもあるけれど、「嫌いじゃない」ってなんか意味深。
ズルい気もするこの言葉。
「嫌いになったわけじゃない」と言って別れたことのある人の話を聞きましょう。
1.嫌いになったわけじゃないけど疲れた
好きなんだけど、無理して頑張ってばかりの恋愛。
息切れしてしまい、こんなに辛いのなら別れた方がいいと決めた人の言葉です。
俺以外の男ともめっちゃ親しくする彼女。
方向が同じだからと、男と2人で一緒に帰ったりする。
俺としては、他の男と2人きりになるのは心配で仕方なかった。
結局いつも不安で「嫌いになったわけじゃないけど、心配事が絶えない」と別れを告げた。
浮気しているわけではないけど、いつも異性の心配が尽きない人。
いつも僕に会いたがる彼女。
「どうして会えないの?」「その日は仕事休めないの?」とか聞いてくる子で…。
最初のうちは「ごめんね~、今度埋め合わせするから」と言ってたけど、疲れてきて…。
「嫌いになったわけじゃないけど、君の期待に応えられない」と伝えた。
束縛やワガママ、酷すぎる甘え。
それにも疲れてくる人はいるようです…
自分なりに頑張ったけど、やっぱり無理!
と感じた人が「嫌いになったわけじゃないけど…」と伝えています。
2.どうしようもない事情があった
「好き」という気持ちだけでは、どうにもならないこともあります。
不倫でした。
彼女が僕の家庭に焼きもちやくことが増えて喧嘩ばかりになった。
嫌いではないけど仕方ないね。
遠距離恋愛で、もういろいろとムリだった。
遠距離や不倫など、そもそもリスクのある恋愛。
しばらくは気持ちで頑張っていても、好き以上に大変なことが起こるものです。
3.気持ちが冷めた
決定的に嫌いとまではいかないけど、好きな気持ちが冷めてしまった。
恋の終わりには、よくある話です。
何があっても謝らないし、絶対に自分に否はない的な彼女。
決定的に嫌いになるわけじゃないけど「なんか違うよな…」と思い始めた。
僕が奢るのはいいんだけど、お礼くらい言って欲しいなくらいは思っていた。
モヤモヤが続いて、なんか冷めてしまった。
ケンカしたとかじゃないけど、ときめかなくなってしまった。
キラキラした気持ちがなくなると、何で好きだったのかわからなくなるんですね。
まさに熱が冷めた状態です。
4.一緒にいて楽しくない
一緒にいる時間が長くなると、相手のことがいろいろと見えてきます。
デートのときに居心地の悪さを感じたり、理解できない部分が出てくると、2人の時間が楽しくなくなります。
コンパで気が合って、すぐ付き合いだしだ彼女。デートしてみると趣味が全然合わない。
インドア派だからと映画デートばっかりで退屈…。
会うたびに体調が悪そうで、テンションの低い彼女。
当然デートしていても、全然楽しくない。
知り合ったときにはわからなかったけど、お互いの価値観の違いが見えてくる。
それを楽しくないと感じてしまうと、嫌いではなくても付き合い続けるのは難しくなりますね。
ちょっとズルい★「嫌いになったわけじゃない」の深層心理
「嫌いになったわけじゃない」という言葉は、ズルい言葉でもあります。
根底にあるのは
「嫌われたくない」
「悪者になりたくない」
「修羅場になりたくない」
という逃げの意識。
その心理とは⁉
1.他に好きな人がいる
男女の別れの理由として、最も多いのが「新しい恋」です。
だからこそ、彼が「嫌いになったわけじゃない」と言う裏には、別の女性の影がちらつくことも。
ただ、あなたにはその真実を告げない。
悪者になりたくないからこそ、最後まで隠し通します。
2.別れても好きでいて欲しい
「モテたい」という人の欲求は、とても深く、果てしなきもの。
誰からでも好かれたいと考える彼らは、元カノこそ自分を思い続けてくれる存在です。
モテる(と自分で思っている)男のプライドは、元カノに嫌われることを許しません。
元カノは、自分が誘えば喜んでくれる人であって欲しいのです。
そんな彼の魔法の言葉が「嫌いになったわけじゃない」というフレーズです。
「嫌いになったわけじゃない」と言うことで、あなたの気持ちを傷つけず、同時に自分自身も守るのです。
3.出来るだけ穏便に別れたい
別れを相手に告げるとき、誰もが
どう伝えようかな
と頭を悩ますでしょう。
出来るだけ相手を傷つけないように、だけど、こじれて「別れたくない」と引き留められないように。
そこで彼が選んだ言葉が「嫌いになったわけじゃない」です。
「気持ちが冷めた」よりも優しく、でもオブラートの中には「別れる」という意思が込められています。
嫌いになったわけじゃないと言われたら冷却期間は必要?
はい、「嫌いになったわけじゃない」と言われたときこそ、大事なのは冷却期間です。
理由はどうであれ「嫌いになったわけじゃないけど、このまま付き合うのはしんどい」ってことですよね。
だから、ひとまず2人は離れる必要があります。
冷却期間は、ケースによってそれぞれ違います。
短くて済むケースもあれば、出来るだけ長く冷却期間を取った方が良いこともあります。
ケース別に見ていきましょう。
冷却期間が短めのケース
- 「嫌いになったわけじゃない」と言い出した側に原因がある場合。
- 決定的に別れようと言われてない場合。
彼が冷たくて素っ気なくて「しばらく1人にして!」と言われて…。
嫌いになってはいないと言われたけど、何か怒らせたかなーと心配してた。
実は仕事が忙しいのと寝不足で、イライラしてただけみたい!
1週間後には普通に戻った。
こんなケースは、わずか1週間でも元に戻るものです。
両親の金銭トラブルのこと、恥ずかしくて彼女には正直に言えなくて。
いろいろ上の空で、未読無視とか連発しちゃって「私のこと嫌いになった?」って聞かれた。
心配してくれてたのに「嫌いになってはないけど…」とごまかした。
きちんと話せばよかったと反省…。
解決してから理由を正直に伝えたら、笑って許してくれた。
一時的なトラブル、連絡すらも疎かになる出来事は、誰にでも起こること。
本当の事情を話せなくて、でも現時点ではデートする気にはなれない。
そんなとき、つい言ってしまった「嫌いになった訳じゃない」という言葉。
冷却期間は、トラブルが落ち着くまでの間です。
冷却期間が長く必要なケース
- 「嫌いになったわけじゃない」と言われた側に原因がある場合。
- 決定的に別れようと言われた場合。
自由奔放でワガママな彼女に悩まされ続けて、もう限界。
すごく好きだったから寂しくなるだろうけど、1度離れて他の人にも目を向けたい。
「嫌いではないけど好きでもない」という気持ちにさせてしまった原因が、実はあなたにある場合。
復縁するには、あなたが反省し、同じことを繰り返さないと彼に信じてもらう必要があります。
あまりにも短い冷却期間だと、「本当に変わったの?」と信じてもらえません。
嫌いにはなってないけど、彼女以上に気になる人が出来て…。
その人といい感じになりそうだから、ごめんね。
「嫌いになったわけではない」と言いつつも、決定的な別れを告げられた場合。
他に好きな人がいる場合も同じです。
相手はかなりの覚悟を持って別れを告げているので、簡単にその気持ちはひっくり返りません。
他に好きな人がいる場合は、1度は新しい彼女と付き合うことになるでしょう。
その彼女と別れて再びあなたの良さに気づくまでには、時間が必要です。
このような場合、かなり長い冷却期間が必要になります。
「嫌いになったわけじゃない」から冷却期間を経て復縁する方法とは
「嫌いになったわけじゃない。でもこのまま付き合っていても上手くいかない」
と、相手は今思っているわけですね。
相手からいったん離れ、もう一度大好きと思ってもらうための冷却期間に必要なことはなんでしょうか。
1.自分の気持ちを整理する
彼との距離を置くわけですから、不安な気持ちがいっぱいで、なかなか冷静になれないかもしれません。
でも、心を落ち着かせ、静かに冷却期間を過ごすには、自分の気持ちの整理をするのがとても大切です。
「嫌いになった訳じゃない」と言われたとき、驚きと悲しさがこみ上げてきます。
でも、悲しみや寂しさは、自然な感情。
それらを感じ、受け入れることで気持ちの整理が始まります。
人は、挫折や絶望の中から立ち上がるとき、その困難を乗り越える力を身につけることがよくあります。
この冷却期間を単に待つ時間にするのではなく、自分自身の成長や学びの時間ととらえます。
何を求めているのか、何が本当に大切なのか。
この時期を通して、自分の心が実際に欲しているものを見つめる時間を持ちましょう。
つまり、この冷却期間は、自分との対話の時間。
心を整え、しっかりと前を向いて、次のステップに進む準備をしましょう。
2.ひとりの時間を楽しむ
冷却時間は、楽しんだもの勝ちです。
彼がいなくても、ひとりで楽しめるものをたくさん見つけるのです。
これは、「引き寄せの法則」でもあり、幸せを呼ぶのにとても大切です。
幸せな気持ちをたくさん感じると、幸せなことが起こります。
読書にふけるのも良し、一人旅に出るのも良し、なにか習い事を始めるのも良し。
よく「自分磨き」と言われますよね。
あなたの心が「楽しい、幸せ」と感じることをたくさんするのが、一番の自分磨きです。
3.とにかく自然に行動する
冷却期間の間、彼のことを出来るだけ忘れて過ごすのが一番です。
冷却期間中、離れているにも関わらず、ずーーーーーっと彼にとらわれて行動する人もいます。
例えば…
彼、私のSNS見てるかな。
と気になって、彼を意識したSNSばかりアップしてしまう。
せめて友達に戻りたいと、彼の視界にやたらと入ろうとする。
それは、物理的な距離を置いているだけで、あなたの心と意識は彼に支配されたままの状態。
冷却期間=熱を冷まして冷静になるための時間なのに、相変わらず彼に熱を上げてることになる。
彼を意識するあまり、不自然な行動になりがち。
どうか自然に、目の前にあることを100%楽しんでこそ、冷却期間の意味があります。
ここを気を付けよう!冷却期間の過ごし方
冷却期間を過ごすのに、「嫌いになったわけじゃない」と言われたからこそ、気を付けたいこともあります。
心に留めておいて欲しいことを2つ紹介します。
「嫌いになったわけじゃない」をそのまま受け止めない
嫌われてないんだから、距離を置いても普通に彼に連絡していいじゃん?
などと思わないようにしましょう!
嫌われていなくても、明らかに今相手は気持ちがトーンダウンしています。
完全に1人になる時間を作りたいと思っている彼に、あなたが変わらず接してはNG。
少し謙虚に
もう一度大好きと言ってもらえるようになるまで、静かに待とう
くらいの気持ちと行動でいましょう。
都合の良いように扱われない
「嫌いになったわけじゃない」と距離を置いてきた彼。
それなのに、都合よく連絡してきて体の関係を迫らせたりしたら、きっぱりと断りましょう。
考えたくないですが、曖昧な言葉を巧みに使い、女性をキープしておくズルい人もいるんです。
彼の言った「嫌いになったわけじゃない」とは、「本命ではなくなった」という意味だった!
そんな男、これを機会に縁を切るのが一番です。
それは不倫関係でも同じです。
あなたを「大好き」と言ってくれる人が現れるのを待ちましょう!
嫌いになったわけじゃないと言われたときは冷却期間をどう過ごすかが大切
「嫌いになったわけじゃない」は、言葉の通り、嫌われてはいないわけです。
だからと言って、曖昧な関係のまま都合よく扱われるのは、まっぴらごめんですよね。
冷却期間は出来るだけ彼のことを頭から追い出し、ひとりの時間を楽しむこと。
なにか訳があって「嫌いになった訳じゃない」と言ったのなら、再び縁はあります。
あなたと彼の縁を信じ、心静かに冷却期間を過ごしてくださいね。